高卒でも心理カウンセラーになれます。国家資格の「公認心理師」は大学・大学院が必要ですが、民間資格なら高卒から取得でき、実際に活躍しているカウンセラーも多くいます。この記事では、高卒から心理カウンセラーを目指す具体的なルート・資格・費用・就職先をわかりやすく解説します。
高卒から心理カウンセラーになれるのか?結論から解説
結論として、高卒でも心理カウンセラーになることは十分に可能です。ただし、目指す資格の種類によって条件が大きく異なります。
心理カウンセラーには「国家資格」と「民間資格」の2種類があります。国家資格である公認心理師は4年制大学と大学院の修了が必要なため、高卒のままでは取得できません。一方、民間資格は通信講座や専門スクールで取得できるものが多く、学歴不問のものがほとんどです。
まずは自分が「どんな場所でどんな仕事をしたいか」をイメージすることが大切です。目標に合ったルートを選べば、高卒でも着実にキャリアを積めます。心理カウンセラーの役割や仕事内容について詳しく知っておくと、進む方向がよりイメージしやすくなるでしょう。
高卒が心理カウンセラーを目指す3つのルート
高卒から心理カウンセラーになるルートは主に3つあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。
ルート①:民間の通信講座・スクールで資格を取得する
最もハードルが低く、費用も抑えられるルートです。通信講座で取得できる民間資格は学歴不問のものが多く、働きながらでも取得を目指せます。
たとえばSARAスクール 心理カウンセラー資格講座では、自宅学習で複数の心理系資格を取得できます。仕事や家事と両立しやすい点が大きなメリットです。
ルート②:専門学校や短大に進学して学ぶ
高卒後に心理系の専門学校や短期大学に進学する方法です。2〜3年で心理学の基礎から実践スキルまでを体系的に学べます。
専門学校では「産業カウンセラー」「メンタルヘルス・マネジメント検定」などの資格取得サポートが充実しているケースも多く、就職支援も受けられます。費用は年間100万〜150万円ほどが目安です。
ルート③:大学に進学して公認心理師・臨床心理士を目指す
本格的にカウンセリングの専門職として働きたい場合は、大学進学が必要です。国家資格「公認心理師」は4年制大学で指定科目を修了後、大学院または指定施設での実務経験が求められます。
高卒の場合は大学入学共通テストを受験して進学するか、社会人入試を活用する方法があります。費用と時間はかかりますが、病院・スクールカウンセラーなど幅広い就職先が開けます。
| ルート | 期間の目安 | 費用の目安 | 学歴条件 |
|---|---|---|---|
| 通信講座・スクール | 3ヶ月〜1年 | 3万〜20万円 | 学歴不問が多い |
| 専門学校・短大 | 2〜3年 | 200万〜400万円 | 高卒以上 |
| 4年制大学+大学院 | 6年以上 | 500万〜1000万円 | 高卒以上(進学要) |
高卒でも取得できる心理カウンセラー系の資格一覧
ここでは、高卒・学歴不問で取得を目指せる主要な民間資格を紹介します。それぞれ認定団体・受験条件・活用シーンが異なるので、目標に合わせて選んでください。高卒から取得できるおすすめ民間資格についても参考にしてみましょう。
①メンタル心理カウンセラー
一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)が認定する民間資格です。学歴・年齢不問で受験できます。通信講座を修了すれば在宅受験が可能なため、初めての資格取得に向いています。
カウンセリングの基礎知識・傾聴スキル・ストレスケアの方法などを学べます。福祉施設や企業のメンタルヘルス担当者として活躍している方も多い資格です。
②上級心理カウンセラー
同じくJADPが認定する、メンタル心理カウンセラーの上位資格です。心理療法や問題解決のための技法を深く学べます。より専門的なカウンセリングスキルを身につけたい方に適しています。
メンタル心理カウンセラーと同時取得を目指せる講座も多く、ステップアップの流れが作りやすいのが特長です。
③認定心理士(民間版)
民間団体が認定する心理系資格で、心理学の基礎知識を証明できます。学歴不問で取得を目指せるものもありますが、公益社団法人 日本心理学会が認定する「認定心理士」は大学での単位修得が必要です。受験要件を事前に確認することが大切です。
④産業カウンセラー
一般社団法人 日本産業カウンセラー協会が認定する資格です。企業内でのメンタルヘルスサポートや、キャリア相談に特化したスキルを学べます。
受験資格として「協会認定の養成講座を修了すること」が必要で、学歴そのものは問われません。高卒からでも養成講座を受ければ受験できます。企業の人事・総務部門への就職に強い資格です。
⑤NLP(神経言語プログラミング)プラクティショナー
コーチングやカウンセリングで活用されるコミュニケーション技術の資格です。学歴不問で受講でき、対話スキル・信頼関係の構築・感情のコントロールなど、実践的なスキルを短期間で習得できます。
カウンセラーとしての独立・副業を目指す方に人気が高く、ヒューマンアカデミー 心理・メンタル講座(NLPプラクティショナー)などで体系的に学べます。
| 資格名 | 認定団体 | 学歴条件 | 主な活躍の場 |
|---|---|---|---|
| メンタル心理カウンセラー | JADP | 不問 | 福祉・企業・独立 |
| 上級心理カウンセラー | JADP | 不問 | 相談室・独立開業 |
| 産業カウンセラー | 日本産業カウンセラー協会 | 養成講座修了(学歴不問) | 企業の人事・EAP |
| NLPプラクティショナー | 各認定スクール | 不問 | コーチング・独立 |
| 心理カウンセラー(民間) | SARAスクールなど | 不問 | 副業・独立・支援職 |
心理カウンセラーの主な就職先と仕事内容
心理カウンセラーとして働ける場所は多岐にわたります。資格の種類や経験によって活躍できるフィールドは変わりますが、高卒・民間資格でも活躍できる職場は十分にあります。
- 企業のメンタルヘルス部門・EAP(従業員支援プログラム):ストレスチェックの補助・社員のカウンセリング対応
- 放課後等デイサービス・障がい者支援施設:発達障がいを持つ子どもや利用者への心理的サポート
- 福祉施設・高齢者施設:利用者や家族の悩み相談・コミュニケーション支援
- オンラインカウンセリングサービス:自宅からビデオ通話でカウンセリングを行う(副業としても人気)
- 独立・自営のカウンセリングサロン:民間資格を活かして自分のサロンを開業
一方で、病院の医療心理士・スクールカウンセラーなどの職種は公認心理師や臨床心理士の資格が必要なケースが大半です。これらを目指す場合は大学進学も視野に入れましょう。
高卒が心理カウンセラーを目指す際の注意点
高卒から心理カウンセラーを目指す際には、いくつかの注意点があります。事前に理解しておくことでトラブルを防げます。
民間資格の質と信頼性を確認する
民間資格は数が多く、中には認知度が低いものや、取得しても就職・独立に役立たないものもあります。資格取得前に「どの団体が認定しているか」「その資格の活用実績があるか」を必ず確認しましょう。
信頼性の高い民間資格を選ぶポイントは、認定団体が法人格(一般社団法人・公益財団法人など)を持っているかどうかです。個人が運営する資格には注意が必要です。民間資格と国家資格の違いや選び方もあわせて確認しておくと安心です。
実務経験を積む機会を意識的に作る
資格を取得した後は、実際にカウンセリングを経験する機会を作ることが大切です。ボランティア活動・実習・インターンシップなどを積極的に活用しましょう。
傾聴スキルや相談対応の実践経験は、就職面接や独立開業においても強力なアピール材料になります。資格取得と並行して、現場経験を積む計画を立てましょう。
継続的な学習とスキルアップを怠らない
心理カウンセラーは一度資格を取れば終わりではありません。カウンセリングの手法・心理学の理論は常に更新されています。定期的な勉強会・セミナー・スーパービジョン(指導者による面談)への参加が、長く活躍するために必要です。
高卒から心理カウンセラーになった人のリアルな声
実際に高卒から心理カウンセラーとして活動している人の経験談を参考にすると、具体的な道筋がイメージしやすくなります。以下に典型的なケースをまとめました。
- Aさん(20代女性・介護職から転向):高校卒業後に介護施設に就職。利用者の心のケアに関心を持ち、通信講座でメンタル心理カウンセラーを取得。現在は施設内でカウンセリング担当として活躍中。
- Bさん(30代男性・会社員から副業へ):製造業の会社員として働きながらNLP資格を取得。副業でオンラインカウンセリングを開始し、月5〜10件の相談を受けるまでに成長。
- Cさん(20代男性・フリーターから独立):定職に就かず悩んでいたが、心理カウンセラーの資格を取得しSNSで発信を開始。フォロワーを獲得し、個人カウンセリングサロンを開業。
これらの事例に共通しているのは、「資格取得→経験を積む→少しずつ実績を作る」というステップを着実に踏んでいることです。最初から完璧なカウンセラーである必要はありません。学びながら成長していける職業です。
通信講座で取得できるおすすめの心理カウンセラー資格
高卒からすぐに始められる方法として、通信講座での資格取得は非常に現実的です。ここでは特に人気が高く、実績のある講座を紹介します。
SARAスクール 心理カウンセラー資格講座
SARAスクール 心理カウンセラー資格講座は、基本コース・プラチナコースの2段階から選べる人気の通信講座です。プラチナコースを選べば試験免除で2資格が取得できます。
学歴・年齢不問で始められ、教材が届いたその日からスタートできます。副業・独立を目指す方に特に支持されている講座です。
ヒューマンアカデミー 心理・メンタル講座
実践的なコミュニケーション技術として世界中で活用されているNLPを学べる講座です。全国のスクール校や通信で受講でき、高卒からでも受講可能です。
就職・転職・独立など幅広い目的に対応できるカリキュラムで、社会人受講者が多いのも特徴です。
心理カウンセラーの収入・給与の現実
心理カウンセラーの収入は、働き方・資格の種類・経験年数によって大きく異なります。ここでは具体的な数字を交えて解説します。
- 企業・施設勤務の場合:月収20万〜30万円が目安(正社員)。パート・アルバイトでは時給1,000〜1,500円程度。
- スクールカウンセラー(公認心理師・臨床心理士):非常勤が多く、年収200万〜400万円程度のケースも。
- オンラインカウンセリング・副業:1回50分3,000〜8,000円が相場。月10件で3万〜8万円の副収入になります。
- 独立開業・カウンセリングサロン:集客次第で年収100万〜500万円以上まで幅がある。
高卒・民間資格での就職初期は月収20万円前後が現実的なラインです。経験を積んで専門性を高めるほど収入は上がります。副業からスタートして徐々に独立するルートも現実的な選択肢です。心理カウンセラーの年収・給料の現実と収入アップの方法についても詳しく解説しています。
まとめ:高卒からでも心理カウンセラーになれる。大切なのは「行動すること」
高卒でも心理カウンセラーになることは可能です。民間資格であれば学歴不問のものが多く、通信講座で3ヶ月〜1年で取得を目指せます。まずは自分がどんな場所でどんな活動をしたいかを明確にしたうえで、適切なルートと資格を選びましょう。
- 国家資格(公認心理師)は大学・大学院が必要
- 民間資格(メンタル心理カウンセラー・産業カウンセラーなど)は学歴不問が多い
- 通信講座なら働きながら・費用を抑えて取得できる
- 資格取得後は実務経験を積むことが次のステップ
- 副業やオンラインカウンセリングからスタートする人も多い
まずは一歩踏み出すことが大切です。資格取得の第一歩として、通信講座の無料資料請求から始めてみましょう。
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